米国初の「市中感染」患者、流行地域への渡航歴がないため5日間検査受けられず…症状悪化 人工呼吸器装着
米国で初めて確認された感染経路が不明な新型コロナウイルス感染症患者が、流行地域への渡航歴がなかったため、5日間にわたって検査を受けられず症状が悪化していたことが分かった。27日の米下院公聴会で、地元カリフォルニア州選出の下院議員が報告した。この患者はカリフォルニア州在住の女性で、今月19日に米カリフォルニア大学デービス校(University of California, Davis)の医療センターに入院し、直ちに人工呼吸器を装着された。