新型コロナウイルス感染広がるイタリア ローマ法王が病もバチカン重病説を否定
バチカン(ローマ教皇庁)は28日、2日連続で公式謁見を取り止めたフランシスコ教皇(83)の健康状態について「やや体調不良」と説明し、重病説を否定した。具体的な病名には触れなかった。教皇は26日の一般謁見の際、風邪気味だったほか、同日の礼拝では咳をしていた。ブルーニ広報局長は声明で、教皇が28日朝、通常通りでバチカン内にあるサンタ・マルタ館の礼拝堂で司式したと明らかにした上で「教皇はこの日の謁見を中止することが最善と判断した」と説明。