【社会】あおり運転厳罰化、違反1回で免許取り消しも 抑止効果期待
今回の道路交通法の改正では「あおり運転」も厳罰化される。危険運転の根絶を求める社会の要請に応える形で、警察が現在の取り締まりで適用している刑法の暴行罪などよりも重い罰則を創設する。行政処分も強化して違反1回で免許取り消しができるようになり抑止効果が期待される。あおり運転は道交法上に明確な定義がなく、これまで警察は道交法の車間距離保持義務違反や刑法の暴行罪(2年以下の懲役か30万円以下の罰金)などの容疑を適用して取り締まりを進めてきた。