【浅草】「みんな中国人好みに変わってしまった」 インバウンドバブル崩壊は好機、立て直しに挑む浅草 地元住民ありきの町づくりを
門前町として知られる東京屈指の観光地、浅草。2019年は約953万人の外国人観光客が訪れ、浅草寺(せんそうじ)と門前の仲見世を中心に毎日がお祭り騒ぎに近い賑わいだった。ところが、2020年1月末に中国が新型肺炎の拡大を理由にすべての団体旅行を禁止すると、浅草への来訪者がガタッと減った。町を歩くと戸惑いの声が聞こえてくる一方で、「インバウンドバブルが弾けた今こそ」と浅草の“立て直し”に向けた動きが始まっている。