【コロナ】トイレットペーパー製造元「商品の量は十分」 家庭在庫の増加に「今後の買い控えが心配」
新型コロナウイルスの感染拡大に伴いトイレットペーパーなど紙製品の買い占めが問題化する中、生産元は「商品の量は十分にある」と冷静な対応を呼びかけている。月3600トンのトイレットペーパーを生産する静岡県富士市の再生紙メーカー「春日製紙工業」を訪れると、工場内で直径1・8メートルの巨大な「原反(げんたん)」と呼ばれるロール紙が次々と作られ、生産ラインで流れるようにトイレットペーパーが製品化されていた。