【福岡】養女に性的暴行した罪 無罪取り消し審理やり直し命じる 「被害者の証言の信用性を否定した1審判決にはさまざまな疑問点がある」
同居していた14歳の養女に立場を利用して性的暴行をした罪に問われ、1審で無罪を言い渡された30代の被告の裁判で、2審の福岡高等裁判所は「1審の審理は被害者に対する十分な配慮に欠けていた」として、無罪判決を取り消し、審理をやり直すよう命じました。福岡県内に住む30代の被告がおととし、同居していた当時14歳の養女に対して立場を利用して性的暴行をした罪に問われた裁判で、1審の福岡地方裁判所は「被告や養女などの家族がリビングでかなり密集した状態で寝ていて、家族が気付かなかったのは不自然だ。