【京都】新型コロナウイルス退散を祈願 八坂神社で「茅の輪くぐり」明治10年(1877年)以来の設置
平安時代、疫病・災厄の除去を祈って行われた祇園御霊会に始まる祇園祭。祭礼を斎行する八坂神社にはこのほど、本殿のそばと摂社・疫神社に茅の輪(ちのわ)が設置されました。八坂神社の茅の輪は、ご祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)が、貧しい生活のなか善行を施した蘇民将来(そみんしょうらい)という男に「世に疫病流行すれば、蘇民将来の子孫といい、茅の輪をつけておれば免れさせる」と約束されたことに由来するもの。