【社会】「事件について何も思いません」――名古屋闇サイト殺人事件、犯人から届いた非情な手紙
「さて事件について、何を思うかという質問については、何も思いません。『闇サイト殺人事件』は既に終わった事件で、12年も経過しているのですよ。今更に事件を振り返ったり、後悔したりしてみたところで彼女は戻って来ないのです。今の私に出来るのは、前述した通り、彼女の冥福を祈る事と、贖罪に努める事と彼女からの報復を生涯背負い続けていく事なのです」これは、2007年8月に起こった「名古屋闇サイト殺人事件」の実行犯の一人、川岸健治(かわぎしけんじ)(無期懲役・服役中)が寄せた手紙である。