米軍最新鋭ステルス戦闘機F35 873件の欠陥 米政府、開発段階から大半認識
【平安名純代・米国特約記者】米国防総省が米議会に提出した2019米会計年度年次報告書で、最新鋭ステルス戦闘機F35に873件の欠陥があることが20日までに分かった。そのうち13件は、乗員の安全などに関わる深刻な影響を与え得る欠陥「カテゴリー1」に分類されている。国防総省の運用試験評価局が米議会に提出した1月30日付の報告書は873件のうちの大半は、開発段階から問題が認識されていたものの、19年11月4日時点で未解決となっていると指摘している。