【静岡】イスラム教徒、生活に影響 新型コロナ感染拡大で金曜の集団礼拝中止 「大変なときこそもっとモスクで礼拝したい」
新型コロナウイルスの感染拡大が、国内のイスラム教徒(ムスリム)の生活にも影響を与えている。県内では静岡市と浜松市の礼拝所(モスク)が、相次いで今月の金曜日の集団礼拝中止を決めた。四月下旬にはラマダン(断食月)も始まり、モスクに集まる機会も増える。信徒たちは今後の行く末を心配している。 (山中正義)礼拝だけでなく、教育や情報交換、憩いの場など多様な機能を持ち、ムスリムの生活に欠かせないモスク。