富士通の田中会長、グループのシステム子会社会長に
富士通は26日、田中達也会長が3月末で退任し、7月に発足させるシステム開発子会社の会長に就任すると発表した。新会社は自治体や医療機関などのIT(情報技術)システムの開発・運用を手掛け、富士通グループの営業体制を改革する役割も担う。営業部門出身で富士通本体の田中会長を起用し、新会社をスムーズに立ち上げると共にグループの営業改革を急ぐ7月に発足する新会社は、ITサービスを提供する富士通マーケティング(東京・港)が母体となり、約9000人体制で事業を始める。