【埼玉】カラスが「蟻浴」、気持ちよさそう 越谷の庭園石垣で アリの巣の上に腹ばい、体を清潔に保つための行動か
カラスが自分の体にアリをはい回らせる「蟻浴(ぎよく)」とみられる行動が越谷市花田の日本庭園「花田苑」外周の石垣で目撃された。カラスはハシボソガラスで、石垣の上部、ササの生え際にできたアリの巣の上に腹ばいになったり、だらりと羽を伸ばして羽繕いをするなど気持ちよさそうな様子だった。県自然学習センター(北本市)の自然学習指導員、祝璃葉(いわい・りは)さんによると、蟻浴は主にカラスの仲間で観察され、水浴びや砂浴びと同じように体を清潔に保つための行動と考えられている。