【新型コロナ】高齢者なるべく歩いて。外出自粛で家でじっとするリスク、「生活不活発化」の恐れ
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の場合は自粛を求められていることから、外出を控える動きが広がっている。ところが高齢者の場合、家でじっとすることが別のリスクを招くこともあるという。高齢者医療の専門家らは、「なるべく動いて」と注意を促す。おばあちゃんの原宿と呼ばれる東京・巣鴨。巣鴨地蔵通り商店街に海苔(のり)店を構える矢崎晴久さん(76)は、「例年よりも5割ほど人出が減ったね」と、外出控えの実感を漏らす。