【WHO】テドロス事務局長、トランプ大統領の中国寄り批判に反論「WHOは全ての国と緊密で人種偏見はない」
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は8日、トランプ米大統領の批判を受け、WHOによる新型コロナウイルスへの対応を強く擁護した。トランプ米大統領は前日、新型コロナ感染拡大を巡り、WHOが「中国中心主義」で、世界に不適切な提言を行っていると批判し、WHOへの拠出金を停止する考えを示した。テドロス事務局長は、中国が昨年12月31日に新型コロナ症例をWHOに報告してから100日が経ったことに言及し、「WHOは(新型コロナに関する)最新のデータ、情報、証拠を世界に提供してきた」と強調。