台湾パスポートから「CHINA」削除の動き 「中国人と誤解されないため」
中国・武漢発の新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大していることを受け、台湾で「パスポートの表紙にある『CHINA(中国)』の文字を削除すべきだ」との声が高まっている。「海外で中国人と誤解されないため」というのが最大の理由で、世論調査では7割以上がパスポートの表記修正を支持している。台湾の現在のパスポートの表紙には、憲法で定められている公称の「中華民国」と表記され、そのすぐ下に「REPUBLIC OF CHINA」と英訳されている。