【コロナ】「私たちにマスクを作らせて」 シャープ工場前で外国人労働者がデモ
新型コロナウイルス禍による需要の伸びで、政府から補助を受けてマスク生産を始めたシャープ三重工場(三重県多気町)の正門前で9日、フィリピン人の派遣労働者ら約40人が「私たちに作らせて」と、仕事を求めてデモ活動をした。シャープは3月下旬から1日約15万枚のマスクを製造。今後、増産をめざす。一方、液晶パネルの需要落ち込みで、2018年には亀山工場の外国人労働者が雇い止めにあい、19年からは三重工場で働く外国人労働者の勤務日数が減らされているという。