【新型ウイルス】回復者の血液 輸血で「回復」 ルーツは日本? 新たな治療法
新型コロナウイルスの世界の感染者数は約150万人、死者は約9万(4月9日時点)。有効な治療法が確立されていない中、感染者数が世界最多となっているアメリカで、大規模な臨床試験が計画されていることがわかった。使われるのは、回復した元患者の血液だ。中国では、武漢の重傷者10人に対し、回復した人から血液の成分である血漿(けっしょう)を輸血したところ、7人でウイルスが検出されなくなり、症状が大幅に改善したという論文が発表されるなど、広く行われている治療法だ。