【富山】消毒用の代替品に 酒蔵会社が高濃度アルコール生産
新型コロナウイルスの感染拡大で消毒用のアルコールが不足する中、富山県の酒造会社が代替品として使用可能な高濃度のアルコールの生産と販売に乗り出しました。この酒造会社は、富山県砺波市の「若鶴酒造」で、13日から、既存の設備を活用し、アルコール度数が77度の高濃度エタノール製品の生産を始めました。高濃度エタノール製品は、消毒用のアルコールのような医薬品や医薬部外品ではありませんが、同じ濃度のアルコールを含み、厚生労働省は今月10日代替品として手指の消毒に使用可能だとする通知を出しています。