【気候変動問題】シェル、石油業界で最も“野心的”な温暖化ガス削減目標を設定「2050年までに排出量を正味ゼロに」
英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)は16日、2050年までに温暖化ガスの排出量を「ネット・ゼロ」(排出した分だけ回収して正味でゼロにする)との削減目標を発表、気候変動問題への取り組みを強化する姿勢をアピールした。同社の新たな削減目標は少なくとも文書の上では、温暖化対策に積極的な英BP(BP.L)やイタリアのENI(ENI.MI)よりも厳しく、石油・ガス業界で最も広範な内容となっている。