台湾、新型コロナ発生をいち早く察知 きっかけはネット掲示板の投稿
(台北中央社)新型コロナウイルスの対応をめぐり、台湾は昨年末、中国・武漢で原因不明の肺炎が発生している可能性があるとの情報を世界保健機関(WHO)にいち早く提供していた。台湾が武漢での異状を察知できたきっかけは、疾病対策部門の官僚がインターネット掲示板で偶然目にした1件の投稿だった。当時、投稿を発見した中央感染症指揮センター医療対策チームの羅一鈞副チーム長(当時は衛生福利部疾病管制署報道官)が16日、同センターの記者会見で事のあらましを語った。