【7都府県外】長期化見据え冷静に 仙台医療センター・ウイルスセンター長 西村秀一氏に聞く
新型コロナウイルスの感染者増加を踏まえ、政府は緊急事態宣言の対象地域を全都道府県に拡大した。東北の人々は新たな局面をどう受け止めるべきか。国立病院機構仙台医療センター(仙台市宮城野区)の西村秀一ウイルスセンター長は感染症との闘いの長期化を見据えつつ、冷静な行動を心掛けるよう呼び掛ける。(聞き手は報道部・菊池春子)
東北は現時点で首都圏などのような感染爆発には至っていないため、宣言による移動の自粛の強化で、地域が守られる意味はある。