【歴史】中世・謎の安藤一族とアイヌとのかかわり 発掘された「天目茶碗」と12の館
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「道南十二館」の名称は、享徳3年(1454)に津軽十三湊(青森県五所川原市)の安藤政季が南部氏に追われ武田信広らとともに道南に渡り、配下の武将を12の館に配置したことに由来するといわれる。※省略
発掘を担当された学芸員の森靖裕さんからは、同館は箱館(函館)近郊の志苔で和人とアイヌとの間に起きた対立をきっかけとする長禄元年(1457)のコシャマインの蜂起直後の1460年頃に築かれ、下国安藤盛季の一族が入ったと解説された。