【山口】「コロナから人や猫を守って」 萩市の猫寺でアマビエならぬ「猫ビエ」木像
「猫寺」として知られる山口県萩市吉部上の雲林寺の山門前に、猫の顔をした妖怪「アマビエ」の木像がお目見えした。チェーンソーアートを手がける山口市の林隆雄さん(48)の作品で「見た人が新型コロナウイルスの感染拡大防止の意識を高めてくれれば」と期待を込める。半人半魚のアマビエは江戸時代に肥後国(現在の熊本県)の海に現れ、「疫病がはやったら私の写し絵を人々に見せよ」と告げて消えたとの言い伝えがあり、疫病退散に御利益があるとされる。