運輸安全委、東邦航空の「整備不良」が一因 群馬・上野村のヘリ墜落4人死亡
群馬県上野村で2017年11月、「東邦航空」(東京)のヘリコプターが墜落し乗員4人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は23日、機体を安定させるヘリ後部の回転翼「テールローター」の整備点検が不十分だったことが事故の一因になったとする調査報告書を公表した。事故は17年11月8日に発生した。東邦航空のヘリが山梨県から栃木県へ飛行中、上野村の上空でテールローターが機体から分離し操縦不能となり、乗っていた機長と整備士3人の計4人が全員死亡した。