【抗体検査】ニューヨーク州陽性割合、白人9%、黒人やヒスパニック20%超・・・「社会的格差」が浮き彫りに
米ニューヨーク州のクオモ知事は23日の記者会見で、感染歴の有無を調べるため無作為抽出で行った抗体検査の結果、約14%が陽性だったことを明らかにした。州の感染者は公式発表の10倍の推定約270万人に上る可能性があるという。抗体検査は州内各地で19日から計約3000人を抽出して実施。全体の13・9%が陽性で、黒人やヒスパニック(中南米系)の割合はいずれも20%を超えたが、白人は約9%と低く「社会的格差」が浮き彫りとなった。