【107人死亡】尼崎脱線事故発生15年 現場で自宅で静かに祈り
乗員106人と運転士が亡くなった尼崎JR脱線事故は25日、発生から15年を迎えた。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が出されたため、今年は初めて追悼慰霊式が中止となり、多くの遺族が事故現場への訪問を自粛。節目の日に、自宅や墓前などそれぞれの場所で静かに祈りをささげた。JR西日本は当初、現場に整備した追悼施設「祈りの杜」(兵庫県尼崎市久々知3)と、同県伊丹市内のホテルの2会場で追悼慰霊式を開く予定だったが、緊急事態宣言を受けて中止した。