【1台動かすのに医療従事者5人以上必要】ECMO(人工心肺)使用の重症患者、回復は6割強 死亡は約3割
今月20日までに人工心肺装置「ECMO(エクモ)」による治療を受けた新型コロナウイルスの重症者のうち、6割強が回復し、約3割が死亡したことが、日本集中治療医学会などの集計で分かりました。「ECMO」は、人工呼吸器を装着しても症状が改善しない患者の“最後の切り札”とも言われる人工心肺装置です。日本集中治療医学会などがまとめた集計によりますと、今月20日までに新型コロナウイルスに感染し、重い呼吸不全となった90人がECMOによる治療を受け、このうち35人が回復し、17人が死亡したということです。