コロナ自粛、アルコール依存症増加に危惧、オンライン飲み会、ストロング系チューハイ売り上げ増加で
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が出てから28日で3週間。外出自粛要請が続く中、家庭での酒量増加が懸念されている。専門家は深酒による健康被害などさまざまな問題を指摘。「飲酒リスクを認識して」と訴える。「自宅飲みが手っ取り早いストレス解消法になっている」。各種の依存症ケアに取り組む大船榎本クリニック(神奈川県鎌倉市)の精神保健福祉士・斉藤章佳さん(40)は適量の飲酒に理解を示しつつ、「深酒が続けば健康や人間関係に悪影響を及ぼす」と話す。