【批判】5千人死亡「それで?」 コロナ軽視のブラジル大統領
ブラジルのボルソナロ大統領は28日、新型コロナウイルスによる国内の死者数がこの日5000人を超えたことについて「それで? 残念なことだ。でも私にどうしろというのか」と発言した。新型ウイルスを「ちょっとした風邪」と軽視するボルソナロ氏だが、死者への配慮に欠ける態度はさらなる批判を呼びそうだ。ボルソナロ氏は首都ブラジリアの公邸前で、記者団から死者数が中国を上回ったことを指摘され、「私の名(ミドルネーム)はメシアス(救世主)だが、奇跡は起こせない」と返答。