【助けて…】3密の拘置所、新型コロナ「いつ自分も感染するか」 弁護士側が人権侵害を懸念
朝日新聞デジタル
刑事事件の被告らを収容する拘置所で新型コロナウイルスの感染が相次ぐ。密集・密閉・密接の「3密」空間に置かれた収容者をどう処遇するか。不十分な感染防止策や、家族らの面会を制限するなどの対応に、弁護士側から人権侵害を懸念する声が上がる。「いつ自分も感染するかわからず不安な日々を送っています」職員8人が感染した大阪拘置所(大阪市都島区)に収容中の男性被告は先月8日と14日、弁護人に手紙で新型コロナ感染への不安や、各地で始まった面会制限への不満を訴えた。