【医学】過敏性腸症候群は、本当は「脳に原因がある」のかもしれない 患者の脳に器質的な変化
■MRIの画像検査でわかった
米国・ロサンゼルス・UCLAのEmeran Mayer教授らがGastroenterologyに発表した研究で、過敏性腸症候群患者の脳には器質的な変化があり、心因性だけのものではないことを明らかにしました。教授らは中程度の症状の過敏性腸症候群と診断された女性患者55人と、患者たちと比較対照するための同年齢の健康な女性48人を被験者にして、MRI(磁気共鳴イメージング)を使用して大脳の画像を詳しく調査しました。