【政府】感染拡大「第2波」を警戒 北海道の教訓も踏まえ
夜の政治
政府が新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる緊急事態宣言を全国を対象に1カ月程度延長することを決めた背景には、新規感染者は減少傾向にあるものの、緩みによって人が移動し、感染が再拡大する「第2波」への警戒がある。新型コロナ対策を担当する西村康稔経済再生担当相は1日の記者会見で「緩やかに新規感染者数は減少に転じている」としたが、「行動変容を緩和した場合には、緩和後間もなく感染者数の拡大が再燃し、これまでの国民の努力や成果が水の泡になってしまう」と危機感をあらわにした。