劇作家 鴻上尚史「「文化への補償」を叩く奴は、好きなことを仕事にできていない非正規」

好きなことをしている人とそうでない人との大きな溝「好きなこと」をしている人は、「文句を言うな」という言い方はしないんじゃないかと思います。補償について、もらい過ぎだとか、少ないという不満は言っても、「好きなことをしているんだから」という理由を選ぶことはないと思うのです。でも、好きなことをしてない人は、自分は好きなことをしてないから、好きなことをしているというだけで、補償を求める人を憎むのかなあと思うのです。