「あっち(官邸)がそうくるなら、こっち(検察)も考えがある」官邸と検察、背後で暗闘
※夜の政治
自民党の河井案里参院議員陣営の選挙違反事件で、夫の河井克行前法相が起訴された秘書らに「メール」を送り、買収工作を直接指示していたことが12日、分かった。検察当局はこれらのメールを押収しており、買収を指示したとみて、立件に向け捜査を進めている。事件は広島地検が捜査しているが、逮捕した秘書らの取り調べは大阪地検特捜部から派遣された検事らが担当し、大型連休中に行われた河井夫妻への任意の事情聴取は東京地検特捜部の検事が担当したという。