【コロナ】少女のSOS急増 「妊娠したかも」 ・・・NPO法人 「危機的状況だ。 このままでは十代の妊娠が増えていく」
思いがけない妊娠や出産に悩む女性から二十四時間、相談を受け付けている神戸市の一般社団法人「小さないのちのドア」。普段は新規の十代の対応件数は月十件ほどというが、休校措置が取られた三~四月の二カ月間では、計約百件と急増した。「妊娠したかもしれない」 「アルバイト収入が減って援助交際を始めたけど、避妊できているか心配」との声が続々と届き、施設長の西尾和子(よりこ)さん(37)は「北海道から沖縄まで全国から相談が寄せられている」と話す。