コロナ対策で実績 それでも台湾に届かぬWHOの招待状
新型コロナウイルス対策で成果を上げた台湾が、18日から始まる世界保健機関(WHO)総会へのオブザーバー参加を国際世論に訴えている。しかし、総会からの排除の背景にある中国との対立は解ける兆しがない。世界が未曽有の危機に直面するさなか、国際対応の要となるWHOの活動になお政治が影を落としている。マスク外交、各国も台湾支持へ
「台湾はWHOや国連から不当に排除されてきた」米誌タイムの電子版に先月、蔡英文(ツァイインウェン)総統の寄稿が掲載された。