【専門家】数万人が犠牲になっても抗体を持つのは5%以下 「大規模感染では集団免疫は生じない」ワクチンができるまでは検査と隔離
スペイン、フランス、アメリカなど、コロナウイルスで大きな被害を受けた国々では、感染の波が押し寄せても、集団免疫の閾値には達しないことが分かってきた。これらの国でコロナウイルスの抗体を持っているのは人口の約5%と見られており、ウイルスの拡散を止めるために必要な50から70%には程遠い。専門家は、集団免疫獲得のために国民の命を犠牲にする「非常に残酷な計算」に対して警告している。