【オンライン講義】教員疲弊 「1コマで10時間以上かかる」深夜まで準備、試行錯誤 学生「質が低い」「授業で学べる量は少なくなった」
新型コロナウイルスの影響で大学がオンライン講義を始め、教員らは対面方式からの転換を迫られている。双方向性を生かして新しい授業の形に手応えを感じる教員がいる一方、撮影などの準備に「1コマで10時間程度かかり疲弊する」と訴える声も上がる。新潟県立大の石井玲子教授(ピアノ・音楽教育)は、約40人が受ける合唱の授業を4~5人のグループに分け、ビデオ会議アプリを使って指導する。