【ロシア】9歳少女の女性器切除、人権団体が父親らを告発
【5月23日 AFP】ロシアの人権団体が捜査当局に対し、女性器切除(FGM)を受けさせられた9歳の少女の父親らと、施術した診療所の経営陣を告発した。ロシアにはFGMを禁止する特定の法律がなく、本格的な捜査が行われた場合には同国初のケースとなる。人権団体は、FGMがイスラム教徒が多数を占める保守的なロシア・北カフカス(Northern Caucasus)地方で横行しており、大勢の少女が毎年、命に関わる処置を受けさせられていると指摘している。