スーパー既存店異常値続く 緊急事態宣言が影響
緊急事態宣言の発出による不要不急の外出自粛要請を受け、スーパーの4月度既存店伸長率は異常値が続出した。総合スーパー(GMS)は衣料品等の不振が響き全体的に苦戦したが、食品スーパー(SM)は内食需要の拡大で客単価の二ケタ増により大幅な伸びとなった。総合スーパーは食品こそ堅調だったが、「外出自粛やテレワーク推進の影響により春物衣料や入園入学関連商品、スーツなどのビジネス関連商品が大苦戦」(ユニー)、「前年比52%」(イオン北海道)という衣料品の不振、時短や休業なども影響。