【地球温暖化】人類6600万年ぶり6回目の大量絶滅か?地学者・尾上哲治教授に聞く 朝日新聞
私たちは大量絶滅の入り口にいる――。地球温暖化問題に取り組む少女グレタさんは国連でそう言った。「大量絶滅」とは、世界中の様々な生物が同時期に姿を消すこと。46億年で5回あったとされ、直近では恐竜が滅びた。人類を含む現代の生物が大量絶滅したら、6600万年ぶり6回目となりそうだ。私たちは恐竜と同じ道をたどっているのか? 恐竜絶滅をめぐる論争を、謎解きミステリー風に描いたノンフィクション「ダイナソー・ブルース」(閑人堂)を出版した大量絶滅の研究者、尾上哲治・九州大教授(地質学)に聞き、考えた。