【脳に重い障害】慶応大学病院の乳児の心臓手術めぐる訴訟 原告敗訴 東京地裁
10年前、東京の慶応大学病院で、心臓の手術を受けた生後3か月の女の子が医師らのミスで脳に重い障害を負ったとして、両親らが賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は訴えを退けました。群馬県の9歳の女の子と両親は、女の子が生後3か月だった平成22年に東京 新宿区の慶応大学病院で先天性の心臓病の治療のため心臓の手術を受けた際に、処置が不適切だったため脳に重い障害を負ったとして、病院を運営する大学側に2億円余りの賠償を求めました。