【京都】クマ殺処分が過去最多の170頭 「絶滅の恐れがある」と批判も 府「人身事故防ぐため」
クマ殺処分が過去最多「絶滅の恐れ」と批判も 「人身事故防ぐため」京都府
京都府が殺処分したツキノワグマが2019年度、過去最多の170頭に上った。府北部ではクマの出没が相次いでおり、住民は殺処分の件数を評価する一方、自然保護団体は「捕り過ぎで絶滅の恐れがある」と批判している。府によると、ツキノワグマは府レッドデータブックで絶滅寸前種とされ、生息数は由良川西側の丹後個体群が約900頭、東側の丹波個体群が約500頭と推定されている。