“ハレの場”再認識 高級スーツ、ブランド子供服…営業再開の百貨店、売れているのは意外に高額品など
新型コロナウイルスの感染拡大で休業していた大阪の百貨店が営業再開し、少しずつ客足が戻り始めている。再開後にまず売れ出したのは、意外にも、高級スーツ、ブランド子供服といった高額品など。コロナ禍で社会全体が沈んだ状況だからこそ、百貨店が長年担ってきた“ハレの場”を求める人が多いようだ。(田村慶子)「お客さまは、ただ物を求めて来店しているのではないと思います」5月19日から営業を再開した大丸梅田店(北区)営業2部の香川晃広マネジャーはこう話す。