【近鉄奈良線】急行列車がオーバーラン、運転手「似た景色に錯覚」
29日午後10時45分頃、奈良市芝辻町の近鉄奈良線新大宮駅で、大阪難波発近鉄奈良行き急行列車(8両、乗客約120人)が所定の停車位置を約90メートル行き過ぎて停車した。電車は駅のホームに後戻りして乗客を乗り降りさせた後、約15分遅れで終点の近鉄奈良駅に向かった。乗客にけがはなかった。近畿日本鉄道によると、運転士の30歳代男性はオーバーランした理由について、「大阪府内の駅に景色が似ていて停車駅ではないと錯覚した」と説明しているという。