【特許】ノーベル賞・本庶氏が小野薬品提訴を表明 オプジーボ特許使用料226億円求め
がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許使用料の分配額を巡り、共同開発した本庶佑・京都大特別教授と小野薬品工業(大阪市)が対立している問題について、本庶氏は5日、京大で記者会見を開いた。本庶氏は小野薬品を相手取り、分配金約226億円の支払いを求める民事訴訟を6月中旬、大阪地裁に起こす意向を表明した。小野薬品は2019年5月に発表したコメントで「特許に関する契約は、本庶氏と当社が合意の下に締結した」とするなど、これまで正当性を主張している。