【ブラジル】コロナ死者数下方修正へ…保健省高官「空想の産物か、操作されている可能性がある」 被害矮小化の試みと非難の声
ブラジル保健省高官は6日付の主要紙グロボとのインタビューで、新型コロナウイルス感染症による死者数について「空想の産物か、操作されている可能性がある」として下方修正する方針を示した。同国の死者数は世界で3番目に多い3万5000人に上り、被害矮小(わいしょう)化の試みとして非難の声が巻き起こっている。右翼ボルソナロ大統領は新型コロナ感染症を「ただの風邪」と呼び、州政府の商業活動規制などを批判。