【経済】先見えぬ贈答需要、輸出 高級果実はあの手この手で対応 岡山県「シャインマスカットは大房化しないで!」
岡山・ブドウ 大房化見直し
コロナ禍の克服に向け、品種本来の食味を最大限に引き出し、売り込みを強めるのはブドウ「シャインマスカット」の主力産地の岡山県。県とJA全農おかやまなどは「大房化傾向を改善しよう」と呼び掛ける。県栽培指針の房重量目標は700グラム。県産「シャインマスカット」は800グラム超の大房が生産量の1割強を占め、「極端な大房は品質にばらつきが出やすい」と全農おかやま園芸振興課は話す。