【英国】アイザック・ニュートンが書いた未公開文書が競売に、ヒキガエルの嘔吐物でペスト治療を提案
それは、消毒剤を注射する提案ほどたちが悪いものではなかった──。
科学者、アイザック・ニュートンがペストへの処方箋として17世紀に提案していたものが初めて明らかになった。粉末にしたヒキガエルと、ヒキガエルの嘔吐(おうと)物で作った薬だ。著名な医師ヤン・パブティスタ・ファン・ヘルモントが記した、ペストに関する1667年の書籍「De Peste」について、ニュートンが書いた2ページにわたる未発表のメモがこのほど、英競売大手ボナムズでオンライン・オークションに掛けられることになった。