【イスラム系少数民族】ロヒンギャ難民、ロックダウンの影響で2ヶ月漂流…マレーシアが拘束
マレーシアは9日、ランカウイ島沖を漂流していたイスラム系少数民族ロヒンギャの難民約270人を拘束した。ロヒンギャが乗った船は、新型コロナウイルス対策のロックダウンの影響で2カ月近く沖合にとどまっていた。拘束されたロヒンギャ難民は今年4月初旬にバングラデシュ南部を脱出した。マレーシア湾岸警備隊が8日、ロヒンギャが乗った破損したトロール船を拿捕(だほ)すると、数十人のロヒンギャが海に飛び込んで岸まで泳ごうとした。